闇金〔ヤミ金〕ニュース

■このページでは随時闇金〔ヤミ金〕に関する記事を掲載致します。

4月28日〔J-CASTニュース〕ネットで宣伝ケイタイ勧誘 「地下」に潜る「ヤミ金」巧妙手口
4月23日〔ダイアモンド.オンライン〕2ちゃんねるにヤミ金急増!知られざるネットの貸金市場
4月18日〔産経新聞〕スイス没収の旧五菱会ヤミ金収益 61億円折半、返還へ
4月3日〔毎日新聞〕ヤミ金融:リース業装い営む 平塚の容疑者逮捕/神奈川


ネットで宣伝、ケイタイで勧誘 「地下」に潜る「ヤミ金」巧妙手口

■4月28日〔J-CASTニュース〕

 グレーゾーン金利の完全撤廃などを盛り込んだ貸金業法が2007年12月に施行された結果、「ヤミ金」とその利用者が増えているといわれている。消費者金融大手が貸付に慎重になって審査基準を厳しくし、これまで消費者金融から借りていた人がヤミ金に流れているためだ。「警察の取締りが厳しくなって、インターネットの貸金情報サイトや風俗雑誌で宣伝したり、携帯電話を使うなどで顧客との接点を直接もたない業者が増えている」(ヤミ金業者の撲滅に取り組む宇都宮健児弁護士)という。

■ヤミ金の摘発件数5割増し 

 ヤミ金とは「闇金融」の略で、違法金利による貸金業者のこと。警察が2007年に摘発したヤミ金の件数は484件。前年比49.8%増えた。摘発人数も同40.1%増の995人にのぼった。このうち、無登録営業違反(ヤミ金業者)は171件で、残りは法令違反の超高金利を適用して検挙されたケースだった。警視庁の06年の実績報告書によると、ヤミ金事犯は近年手口が巧妙化して検挙数を増やせなかったとしており、その反省もあって07年は対策を強めたようだ。

 その一方で、貸金業者の数が減っている。金融庁によると、1990年代には全国に3万社近くあった貸金業者は08年2月末現在で9504社にまで減った。これは統計が残る1984年以降最少。グレーゾーン金利が完全撤廃され、貸出金利の上限を引き下げなければならなくなったこと、また利息過払い金の返還請求訴訟などへの対応を迫られたことで、貸金業者の多くが経営再編や廃業に追い込まれた。

 こうした規制強化によって正規の貸金業者がヤミ金にくら替えしているとされている。貸金業法では、3年以内に純資産額を5000万円にすることを貸金業者に義務付けているので、これを達成できなければ、現在営業している業者も登録を抹消される。それもあって、今後さらにヤミ金が増えるといわれている。

■振り込め詐欺にヤミ金が移行している

 「少額(10万円以内)だから貸すよ」… インターネット掲示板の「2ちゃんねる」にこんなカキコミが出現した。「合法的に誰かがお金を貸してくれるスレ」というのもあり、グレーではあるが一応のルールに則って貸し出しが行われているらしい。2008年4月23日付のダイヤモンド・オンラインは、「(消費者金融では)おカネを借りられなくなった資金需要者が増えている。このままでは2ちゃんねるに流れ込み、ヤミ金の格好の標的になりかねない」と警告している。

 ヤミ金被害者を救済する「全国ヤミ金対策会議」の宇都宮健児弁護士によると、「ヤミ金はサラ金などから入手した多重債務者の名簿をもとにダイレクトメールや電話で勧誘してくる。なかでも最近はインターネットを利用して宣伝。携帯電話で勧誘するなど、顧客との接点を直接持たないケースが増えている」と話す。ヤミ金といえども、これまではカタチだけでも貸金業登録をしていたり、チラシを配って店舗に誘い込んだりした。ところが、いまはすべてを携帯電話の遣り取りだけで済むため、全国にいる約200万人の多重債務者がターゲットになってしまっているというのだ。また、返済口座も他人のものであるため、実態もつかみにくい。

 インターネット上にある「○×クレジット」「××ファイナンス」の広告も、よく調べると電話番号が携帯電話だけだったり、住所や貸金業登録番号がウソだったり、実在する貸金業者に成りすましたりといった可能性はある。


2ちゃんねるにヤミ金急増!知られざるネットの貸金市場

■4月23日〔ダイヤモンド・オンライン〕

 「合法的に誰かが金を貸してくれるスレ」「少額(10万円以内)だから貸すよ」…。

 これらはインターネットの掲示板「2ちゃんねる」に立てられた、おカネの貸し借りに関する膨大なスレッドの一部である。

 もともと2000年にクレジットカードの情報交換の場としてできたが、03年頃から多重債務や自己破産の相談、過払い金返還請求など消費者金融関連の内容が増え始め、05年春に「借金生活板」として分離独立した。その後、スレッドが増殖を続ける一方で、並行して始まったのが、“個人間での金銭貸借”である。

「グレーだが、一応のルールにのっとっている」と言うのは、ネット上での個人間融資を研究している藤原七重・敬愛大学准教授だ。

 そのルールとは、収入や借金の額、借り入れ希望額など数十項目を決められた様式に書き込むこと、また「トリップ」「フシアナ」と呼ばれる個人証明機能の使用が借り入れの要件となっている。そして書かれた内容を見た“神”と呼ばれる金主などが、アドバイスをしたり、おカネを貸し出すのだ。その際の貸出金利は、出資法の上限金利(個人間では109.5%)以下が大半である。

 だが、「昨年春頃から異変が起き始めた。急激に金銭貸借が成立しにくくなっている」と藤原准教授は言う。その理由は「おカネを借りた人が返済しないケースや、暴言などで借り手を攻撃するような書き込みが急激に増えたことではないか」と分析する。

 加えて、「ヤミ金」と見られる書き込みが急増しているという。先のルールを無視し、いきなり「おカネを貸します」と書き込むケースが増えているのだ。なかには安易に連絡を取ってしまう資金需要者もいるようで、法外な金利を取られている可能性も高い。

 上限金利引き下げに伴う与信厳格化によって、おカネを借りられなくなった資金需要者が増えている。このままでは2ちゃんねるに流れ込み、ヤミ金の格好の標的になりかねない。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 藤田章夫)


スイス没収の旧五菱会ヤミ金収益 61億円折半、返還へ

■4月18日〔産経新聞〕

 指定暴力団山口組系旧五菱会のヤミ金融事件で、スイスの銀行口座から現地当局が没収した6100万スイスフラン(現在のレートで約61億円)の犯罪収益の扱いについて、交渉を続けていた日本とスイスが、ほぼ折半することで来週にも正式合意する見通しとなったことが関係者の話で分かった。

 日本側は約3000万スイスフランを受け取り、平成18年に成立した被害回復給付金支給法に基づき今後、被害者側への配分・返還手続きに入ることになる。同法による犯罪収益の返還はこれまで例がなく、第1号となる可能性が高い。

 「ヤミ金の帝王」と呼ばれた梶山進受刑者(58)らの確定判決などによると、スイスのチューリヒ州政府が没収した6100万スイスフランは、梶山受刑者が15年、クレディ・スイス香港支店の口座を通じ、スイス本店の無記名口座に移して隠した。当時のレートで約51億円だった。

 判決はこの約51億円を含め、海外に隠された計約94億円の追徴を認めている。

 日本側が得ることになる約3000万スイスフランについては今後、被害回復給付金支給法に基づき検察官が「給付資金」として保管。審査を経て被害者らに支給する。


ヤミ金融:リース業装い営む 平塚の容疑者逮捕/神奈川

■4月3日〔毎日新聞〕

 車のリース業を装ってヤミ金融を営んでいたとして、県警生活経済課などは2日、平塚市めぐみが丘2、自営業、斎藤行雄容疑者(31)を貸金業法違反(無登録)、出資法違反(高金利・超高金利)の疑いで逮捕した。
  05年6月から約2年間、延べ約550人に計約5200万円を貸し付け、法定の5〜35倍の利息で計約7200万円の利益を上げていたとみて関連を調べる。容疑を認めている。

 調べでは、斎藤容疑者は05年6月〜07年4月、県知事の登録を受けず平塚市日向岡の事務所で貸金業を営み、二宮町の男性会社員(49)ら4人に計152万円を貸し付け、法定利息を超える計約197万円の利息を受け取った疑い。【吉住遊】