闇金〔ヤミ金〕ニュース

■このページでは随時闇金〔ヤミ金〕に関する記事を掲載致します。

1月30日〔時事通信社〕女性狙ったヤミ金逮捕=ネット掲示板で宣伝/大阪府警
1月30日〔産経新聞〕法定金利の275倍 暴力団幹部を再逮捕/愛知
1月28日〔毎日新聞〕破産手続き初決定…被害回復に注目/京都地裁
1月26日〔毎日新聞〕法定金利の275倍 暴力団幹部を再逮捕/愛知
1月9日〔沖縄タイムス〕法定利息の67倍/2業者4人逮捕

女性狙ったヤミ金逮捕=ネット掲示板で宣伝/大阪府警

■1月30日〔時事通信社〕

 女性を狙い法定利息を超える高金利で金を貸し付けたとして、大阪府警生活経済課などは30日、出資法違反の疑いで大阪府豊中市利倉西、自称貸金業宮ノ前徹容疑者(39)を逮捕した。

 宮ノ前容疑者はインターネットの掲示板に「女性専門ローン」の広告を掲載。メールを送ってきた女性に性的関係を強要することもあったという。

 調べでは、宮ノ前容疑者は「お金の悩み解決します」「新規20万迄、年利29.2%」などと宣伝。昨年1月20日ごろから2回にわたり、大阪市西淀川区の無職女性(25)に計20万円を貸し付け、利息を含め75万4000円を支払わせるなどした疑い。
利息は1日15万円の日もあった。

 宮ノ前容疑者は女性と会って現金を渡す際、「融資と引き換えに出会い喫茶に行こう」と誘っていた。 


「女性専用ローン」のヤミ金業者逮捕 融資対価に性行為要求/大阪

■1月30日〔産経新聞〕

 女性専用ローンをうたって超高金利で金を貸し付けたとして、大阪府警生活経済課と豊中南署は30日、出資法違反容疑で豊中市のヤミ金業者、宮ノ前徹容疑者(39)を逮捕した。
容疑を認めているという。

 宮ノ前容疑者はインターネットで女性客を募り、融資と引き換えに性行為を要求。
同課はわいせつ目的でヤミ金を開業した疑いもあるとみて追及する。

 調べでは、宮ノ前容疑者はネット上に「女性専用ローン、お金の悩み解決しますよ」と広告を掲載。メールや携帯電話で融資を申し込んだ大阪市の無職女性(25)ら2人に現金を貸し付け、法定金利の最大約17倍の利払いを要求した疑い。

 宮ノ前容疑者は待ち合わせ場所を指定して女性らと面談。
融資の条件として性行為を求め、ホテルに連れ込むこともあった。被害に遭った女性は「金を借りたかったので仕方なく応じた」と話しているという。


破産手続き初決定…被害回復に注目/京都地裁

■1月26日〔毎日新聞〕

 京都市の男性2人が損害賠償(計約1224万円)の不履行を理由に、債権者として破産を申し立てた同市右京区のヤミ金業者「ミノア」(有限会社)について、京都地裁は28日、破産手続きの開始を決定した。ヤミ金被害者の申し立てによる同様の決定は全国初。商号変更や夜逃げを繰り返す業者に対し、隠し資産や顧客記録を押さえることで、被害回復や新たな被害者の掘り起こしにつなげることが可能になる。

 今後は地裁が選任した破産管財人が手続きを進める。帳簿類の提出などを巡って曲折も予想されるが、被害者救済に新たな手法を提供する決定に、弁護士らは「画期的で今後のモデルケースになる」と評価している。

 破産申立書などによると、ミ社は超高金利の「日掛け金融」で、男性らの03〜06年の返済利息は実質年率120〜130%に上った。このため、出資法に反し契約無効として2人が損害賠償を提訴。昨年、2人に約676万円と約548万円(いずれも過払い金などを含む返済額と遅延損害金の合計)の支払いを命じる京都地裁判決が確定した。

 しかし、賠償に応じなかったため、代理人の功刀(くぬぎ)正彦弁護士が、ミ社の資本金は800万円しかなく、賠償金だけでもこれを上回っていることなどから債務超過状態にあることを立証。同年7月に破産を申し立てていた。【太田裕之】


法定金利の275倍 暴力団幹部を再逮捕/愛知

■1月26日〔毎日新聞〕

 愛知県警捜査4課と愛知署などは26日、高金利でヤミ金融を行っていたとして、名古屋市中区松原2、山口組系暴力団幹部、和田奉洋(ともひろ)被告(58)=別の恐喝罪で起訴=を出資法違反(高金利)などの容疑で再逮捕した。

 調べによると、和田容疑者は昨年6〜11月ごろ、県知事の登録を受けずに、名古屋市中区内などで市内の会社役員ら顧客3人に法定利息(1日当たり0.08%)の4.6〜275倍で計約180万円を貸し付け、計約26万円の利息を受け取る契約をした疑い。【坂東伸二】


法定利息の67倍/2業者4人逮捕

■1月9日〔沖縄タイムス〕

 「保証料」を名目に貸し付け契約金額から大幅に天引きし、最大で法定上限の六七・六倍となる高利息を顧客から受け取っていたとして、豊見城署と浦添署、県警生活保安課の合同捜査班は九日、ともに那覇市内に事実上の事務所を置いていた貸金業「ニコニコクレジット」元代表の上江洲祐太容疑者(23)=豊見城市高嶺=と、「T.Rコーポレーション」元代表の具志栄治容疑者(25)=豊見城市上田=ら計四人を出資法違反(高金利)と貸金業法違反(書面不交付)の容疑で逮捕した。県警が昨年押収した資料によると、二業者は県内の顧客計約三百二十人に対し、計約五千九百六十万円を貸し付けており、被害額はさらに膨らむとみられる。
 具志容疑者は「従業員がやったもので自分は関与していない」と否認、残りの三人は容疑を認めているという。

 両業者はともに二〇〇七年十二月に廃業。いずれも登録上の事務所は豊見城市上田だったが、実際は那覇市壺川のビル内で無登録で活動していた。事務所を共有しており、実質的に同一の組織だったとみられる。関係者によると、従業員らの多くが暴走族関係者で構成されていたという。

 ほかに逮捕されたのは、ともに「T.Rコーポレーション」の元従業員座波卓也容疑者(24)=豊見城市高嶺=と當間盛雄容疑者(21)=同。

 調べでは、ニコニコクレジットは〇七年五月三十一日ごろから九月一日ごろにかけ、西原町の無職女性(71)ら二人に対し、計九万円の貸し付け契約をする際、保証料の名目で計四万千五百円を天引き。実際の貸付金額四万八千五百円に対する法定利息上限(一日当たり0・08%)は計約四百六十四円だけだが、約四七・四倍となる計約二万二千円の利息を請求し、計十五回にわたり県内の銀行に振り込ませた疑い。二人は実際の貸付金額四万八千五百円に対し、最終的に七万円余りを支払った。

 同様に、T.Rコーポレーションは〇七年八月十日ごろから十一月五日ごろにかけ、那覇市の無職女性(64)ら四人に対して計二十五万円を貸し付ける際、最初から保証料名目で十二万七千円を天引きし、法定上限の四・八倍―六七・六倍の利息を受け取っていた疑い。

 また両業者とも契約書など必要な書類を交付していなかった疑いも持たれている。

 県警は昨年十月末に壺川の事務所を家宅捜索し、書類などを押収していた。