「金」、「闇」、「借金」関する漢字語源や諺〔ことわざ〕、慣用句、言葉

「金」に関することわざ等をまとめています。

■下の方に「闇」に関することわざもありますが、圧倒的に金関連、借金関連の諺〔ことわざ〕が多くて驚きが隠せません。
■耳が痛いものがほとんどを占めていますが、まぁ良薬は口に苦し^^と言う事できっと為になると思うので、目を通してみるのも又ひとつだと思います。


「金」に関する漢字語源、諺〔ことわざ〕、慣用句、言葉

*愛想尽かしは金から起きる〔あいそうつかしはかねからおきる〕
女性が男性に対して冷たくなり、別れ話を持ち出したりするのは、お金をあまりもらえなくなったりした時に起こる場合が多い。


*悪銭身につかず〔あくせんみにつかず〕
苦労して働いて手に入れたお金でなければ、散財してしまい手元に残らないもの。


*一銭を笑うものは一銭に泣く〔いっせんにわらうものはいっせんになく〕
小さな金額だからといって大事にしないと、その小さな金額で困ることになる。


*いつまでもあると思うな親と金〔いつまでもあるとおもうなおやとかね〕
親と金があるのを当たり前だと思うなと言うこと。


*一攫千金〔いっかくせんきん〕
一度で大金を儲けること。一仕事で巨大な利益をつかみとること。宝くじなんかイメージしやすいかと思います。ロト6であれば200円で2億円を得ることは不可能ではないですからね。


*一刻千金〔 いっこくせんきん〕
わずかな時間が千金にも価するということ。楽しい時や貴重な時を惜しんでいうことば。 蘇軾「春夜詩」の「春宵一刻直千金」から。


*一擲千金〔いってきせんきん〕
一度に惜しげもなく大金を使うこと。「一擲」はひとなげ、一度にすべてを投げ捨てるという意味。また、大金をかけるということから、主に賭け事などの勝負事に使われる。


*入るを量りて出ずるを為す〔いるをはかりていずるをなす〕
収入を計算して、入った分だけの支出を行う。収入に見合った支出を心がける。   借金なんてもってのほか、家計の大原則です。


*おけら〔螻蛄〕になる
オケラ〔昆虫〕が脱皮をした皮の中が空、すなわち財布の中が空っぽになった事と繋げて「オケラになる」と言うようです。
他にもオケラを正面から見ると両手をあげており、無一文で「まいった」と手をあげる様にも見立てていると言う説もある。
又 「おけら(朮)」と言う植物があるが、薬用として根の皮を剥いで利用される為、着ぐるみ剥がれて無一文になる「丸裸」とかけているとも言われている。奢る者は心常に貧し
おごるものはこころつねにまずし
ぜいたくをする者は、いつも欲しいが先にたって、常に不足不満が絶えないので、さみしく、貧乏人とかわらないものだ。


*奢る者は心常に貧し〔おごるものはこころつねにまずし〕
ぜいたくをする者は、いつも欲しいが先にたって、常に不足不満が絶えないので、さみしく、貧乏人とかわらないものだ。


*親子の中でも金銭は他人〔おやこのなかでもきんせんはたにん〕
たとえ親子といえども金銭のけじめはしっかりつけるべきもの。


*負わず借らずに子三人〔おわずからずにこさんにん〕
借金がなく、人の世話にもならず、家には子供が三人くらいる暮らしがまずは幸福であるということ。


*貸し借りは他人〔かしかりはたにん〕
金銭の貸し借りは、親子兄弟の肉親の間柄でも、他人と同じように感情の入らない冷たい関係になりがちである。


*敵の前より借金の前〔 かたきのまえよりしゃっきんのまえ〕
敵の家の前は平気で通れても、借主の家の前はおじけづいて通れない。借金はそれほど辛い。


*がったり三両〔がったりさんりょう〕
がたっと音がしてちょっと何かが壊れても、すぐ三両の金が掛かってしまうという、やたらに動くと損をするというたとえ。


*借る時は地蔵顔済す時の閻魔顔〔かりるときはじぞうがおなすときのえんまがお〕
金を借りる時はまさに「地獄に仏」と涙を流さんばかりに感謝し、喜んだのに、さて返す段になると、いとも不機嫌であたかもただでふんだくられるぐらいの渋い顔をする。人間とは得てして身勝手なものだ。類⇔借る時は恵比寿顔済す時の閻魔顔


*金があれば馬鹿でも旦那〔かねがあればかでもだんな〕
お金を持っていれば周囲が持ち上げてくれる。


*金が唸る〔 かねがうなる〕
ありあまるほど金銭がある。


*金が敵の世の中〔 かねがかたきのよのなか〕
世の中の悪事や不祥事は、すべて金が原因となって起こるものだということ。金は仇をなす敵のように、時に身を滅ぼし時に不和や反目を招くことから言う。


*金が子を産む〔 かねがこをうむ〕
預けた金銭に利息がつく。


*金が物を言う〔 かねがものをいう〕
金銭の力は絶大であるということ。どんなにやっかいなことでも、たいていは金の力で解決できることから言う。英語でもそのものずばり、“Money talks.”、“Gold speaks.”と言う。


*金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる 〔かねさえあればとぶとりもおちる〕
金の力が絶大であると言う事の例え。


*金なき者は金を使う〔かねなきものはかねをつかう〕
お金の無い人は、お金を持てばすぐに使ってしまう。無駄遣いが多い。


*金に飽かす〔 かねにあかす〕
ふんだんに金銭を使う。


*金に糸目を付けぬ〔 かねにいとめをつけぬ〕
惜しげもなく、いくらでも金を使うこと。「糸目」は、風を平均して受けるように凧の表面に張る糸。糸目を付けない凧がコントロールを失うように、抑えることなく金を使うことを言う。


*金の貸し借り不和の基〔かねのかしかりふわのもと〕
お金の貸し借りが人間関係のトラブルの始まり。


*金の切れ目が縁の切れ目〔(かねのきれめがえんのきれめ〕
金のなくなったときが、関係の切れるときだということ。遊女と遊客のように、金銭によって成り立っている関係は多い。ちやほやされるのも金のあるうち、金が尽きれば掌を返したように冷たく扱われる。


*金の光は阿弥陀ほど〔 かねのひかりはあみだほど〕
金銭の力は絶大であるということ。金の力を有り難い阿弥陀仏の光明にたとえて言う。


*金の光は七光〔かねのひかりはななひかり〕
お金の威力はとても大きなものだ。


*金は命の親 命の敵〔かねはいのちのおやいのちのてき〕
お金は人を活かすことも殺すこともできるもの。


*金は三欠くに溜る〔かねはさんけつにたまる〕
お金は、義理・人情・交際の3つを欠くくらいでないと貯まらないものである。


*金は天下の回り物〔かねはてんかのまわりもの〕
お金は一か所にばかりとどまっているのではなく、世間を回って動くから、いつか自分のところへ回ってきて、いずれ金持ちになっているかもしれないから、今は金銭がなくても悲しんではいけないという意味。


*金は不浄に集まる〔かねはふじょうにあつまる〕
不浄とは清らかでないこと。お金は欲望の象徴でもある。


*金請けするとも人請けするな〔 かねうけするともひとうけするな〕
借金の保証人にはなっても、人の保証人にはなるなということ。「金請け」は借金の保証人、「人請け」は奉公人などの身元保証人。
借金の保証は契約金額だけにとどまるが、人物の保証にはここまでという限りがない。うっかりすると、どんな迷惑が降りかかるか分からないということ。


*金持金をつかわず〔かねもちかねをつかわず〕
金持ちほど、むだな金は使わない。また、無駄な金をつかわないので、金持ちの多くはけちだということ。


*金持ち喧嘩せず〔かねもちけんかせず〕
人と争ったり競ったりすると無駄な出費が多くなる。


*金を貸せば友を失う〔かねをかせばともをうしなう〕
お金の貸し借りは大事な友達をも失うことになる。


*聞いた百文よりも見た一文〔きいたちゃくもんよりもみたいちもん〕
話の上での大金より、本当にある小金のほうが価値がある。


*金を攫む者は人を見ず〔きんをつかむものはひとをみず〕
盗人が、盗むときには金しかみえず、人の姿は見えなかったという故事から、一つのことに集中するあまり、他がまったく目に入らない、欲のために周りの状況がよくみえないということのたとえ。


*食わず貧楽高枕〔くわずひんらくたかまくら〕
貧乏で、衣食には不自由していても、心は豊かで、おだやかな生活を送っていること。


*恒産なき者は恒心なし〔 こうさんなきものはこうしんなし〕
定まった財産や職業を持たない人は、生活が安定しないので、常にしっかりした正しい心をもち続けることができない。物質面での落ち着きがなければ、精神面で不安定になるものである。


*小銭に気をくばれば大金はおのずと貯まる〔こぜににきをくばればたいきんはおのずとたまる〕
文章待ち・


*金輪際〔こんりんざい〕

古代インド〔バラモン教、仏教〕の世界感に世界の中心に須弥山と山がある。
須弥山は3つ、又は4の円柱の層に聳え立つ。
金輪はその層の内の一つである。

須弥山のすぐ下の層を金輪と言い、その下からは「水」「空」と人が住めない世界とされ、 「際」は一番最後、端、を意味し、金輪の最下部、底の底と言う意味になる。

極限、極地、転じて「絶対」に「決して」として使われています。

(副)
(1)(下に打ち消しの語を伴って)強い決意や確信を表す。絶対に。決して。
「―助けてやるものか」


*せかせか貧乏ゆっくり長者〔せかせかびんぼうゆっくりちょうじゃ〕
せわしく汗水たらして働いているにもかかわらず、貧しい生活をしていたり、また、遊んで過ごしている人が案外豊かな生活をしていたりもする。むやみに働くばかりが能ではないし、世の中は不公平だということをいった言葉。


*銭は足無くして走る〔ぜにはあしなくしてはしる〕
お金はお足というくらいで、すぐになくなる。


*千金の子は市に死せず〔せんきんのこはいちにしせず〕
金持ちの子は、たとえ危険な目に遭ったとしても、金の力によって逃れることができる。


* 先だつものは金〔さきだつものはかね〕
何をするにも、まずお金が必要といった意味。


*地獄の沙汰も金次第〔じごくのさたもかねしだい〕
地獄での裁判も金の力で有利になるという意。金の力は万能で、この世はすべて金の力でどうにでもなるというたとえ。


*死金を使う〔しにがねをつかう〕
役にたたない無益のことに金を使うことをいう。むだづかい。


*時は金なり〔ときはかねなり〕
限りある人生では、時間もお金と同じくらい大切なもの。


*無い袖は振られぬ〔ないそではふられぬ〕
(おもに金銭などに)実際にないものは、出しようがない。


*何某より金貸し〔なにがしよりかねかし〕
名誉や名声のある家柄より、成り金と非難されようと金持ちのほうがよいという意味。


*成るも成らぬも金しだい〔なるもならぬもかねしだい〕
出来るか出来ないかはお金が有るか無いかで決まる。


*二束三文〔にそくさんもん〕
一束は数十、数百と束ねたものを数える単位。それが二束で三文ということだから、数量が多くて、値段がひどく安いこと。


*盗人に追銭〔 ぬすびとにおいせん〕
盗人に物を盗まれたうえに、さらに金銭を与えること。損の上に損を重ねる二重三重の損害。泥棒に追い銭。


*早起きは三文の得〔はやおきはせんもんのとく〕
人より早く起きると得をする。早起きは三文の得、夜なべは十文の得とも言う。


*火の車〔ひのくるま〕
火の車は、仏教語「火車(かしゃ)」を訓読みした語。
火車は火の燃え盛った車で、極卒の鬼が生前に悪行を働いた者を乗せて地獄へ運び、責め苦しめるといわれる。
火の車に乗せられた者は、ひどい苦しみを味わうことから、苦しい経済状態を表すようになった。
また、苦に満ちた世界(娑婆)を火事にあった家に喩えた仏教語「火宅」と関連付けられ火の車が家計が苦しいことを意味するようになったともいわれる


*身銭を切る〔みぜにをきる〕
もとは人が支払う、自分が負担する必要のない費用を、自分の金で払う。自腹を切る。


*安物買いの銭失い〔やすものかいのぜにうしない〕
値段だけで買物をすると結局は損をする。


*宵越しの金は持たぬ〔よいごしのかねはもたぬ〕
その日に稼いだ金はその日のうちに使ってしまう。江戸っ子の気前よさをいう語。


「闇」に関する漢字語源、諺〔ことわざ〕、慣用句、言葉

*一寸先は闇〔いっすんさきはやみ〕
行く道の一寸先には何が転(ころ)がっているか分からない。将来のことは予測できない。


*闇の夜の烏、月の夜の白鷺〔やみのよのからす、つきのよのしらさぎ〕
闇夜に黒いカラスがいても分からない。同様に、月夜に白いサギがいても見つけにくい、ということから、まわりのものと区別がつかない物のたとえ。また、見当がつかないことのたとえ。


「借金」に関する漢字語源、諺〔ことわざ〕、名言、格言/オマケ

借金で、首が回らない
貯金で首が伸びる
借金 ・借金と病は隠すな
借金も財産の内
借金は底なしの海


*お金の耳を揃えて
お金を全額きっちり返す時等に、「耳を揃えて返す」と言いますね。
その「耳」について。

みみ【耳】(広辞苑より)
大判・小判のへり。転じて、その枚数。
浄、仮名手本忠臣蔵「千両の小判、?が欠けてもならぬ」
※大判、小判の縁(へり)を揃えるという意味から、金額を不足なく整える。 例:「耳を揃えて払って貰う」 だそうです。